「寿都町総合文化センターウィズコム」は、コミュニティ活動や社会教育活動などの多彩な活動が展開できる総合的機能を備えた施設で、館内には多目的ホール、寿都の歴史を紹介する文化財展示室、図書室、調理実習室、創作活動室、会議室などがあります。
「文化財展示室」は、寿都町の歴史やニシン漁、風力発電に関する資料の展示や映像を無料で見ることができます。
朱太川から発掘された、縄文時代の土器から始まり、ニシンで栄えた頃の浜の様子を再現したジオラマやニシン漁の道具などが展示されています。
寿都町は「だし風」という、全国でも有数の強風が吹く町です。なんと風速10メートルを超える日が年間100日もあるとか。寿都町の漁師は、昔からこの「だし風」で船が難破したり、海が時化て漁に出れなかったりと悩まされていたそうです。
そんな「だし風」を有効活用するために設置されたのが風力発電です。現在では14基の風力発電が稼働しています。
風力発電は、寿都町のシンボルでありカントリーサインにも描かれています。
寿都町文化財展示室
所在地:北海道寿都郡寿都町開進町187-1 寿都町総合文化センターウィズコム