「道の駅なかさつない」の敷地内には「開拓記念館」と「豆資料館」があり無料で見学することができます。
「開拓記念館」は、中札内村で旧農家住宅(浜野家)を移築復元して、開拓時代の当時の歴史や暮らしを紹介しています。
浜野家は、富山県から移住した畑作農家で、明治41(1908)年に入植し大正末期になって建てたのがこの住宅です。
昭和11(1936)年に移設され、昭和63(1988)年まで実際に使われていました。
富山県の上層農家に見られる「ワクノウチ造り」と呼ばれる建築様式です。
建物の中には、村民が寄贈した生活道具などを展示して、大正時代から昭和初期の生活が再現されています。
開拓記念館
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜(月曜が祝日の場合はオープン)、冬季休業12〜3月
「豆資料館」は、十勝で生まれ育った豆を愛する架空の人物「豆畑拓男(通称Mr.ビーンズ)」の自宅兼研究所です。
Mr.ビーンズは、十勝を開拓し豆の栽培で成功した家に生まれ、新種の豆を世界各地を旅しました。豆の魅力を多くの人に知ってもらおうと自宅を開放したという設定です。
館内には、世界の豆が展示されていて、豆料理のレシピも紹介しています。
豆記念館
開館時間:9:00~17:00
休館日:無休(4~11月) 月曜(12~3月)・年末年始